Auduino製作記1

あけましておめでとうございます。

今回は、いつもの塩(坊主)君に代わり、松(前回の記事でメガネの方)のAuduino製作記を投稿します。

 

仕事をしたり、日常の雑事をこなしたり、モンストしたり、休日は昼ごろまで布団の中でうとうとしたり、人工知能を搭載したロボットが労働を行い、自分はベーシックインカムで働かずに過ごせる世の中はいつやってくるのだろうと妄想したり、日々の暮らしに追われて、

なかなか何かを作ろうという気力が湧いてこなかった僕ですが、

年末年始の休暇を利用して、シンセサイザー=Auduino製作に挑戦しました。

 

 

1.Auduinoとは何か?

Auduinoとは、Arduinoを利用した楽器、シンセサイザーです。

下記の記事を読み、自分でも作れそうだなと思い作ってみました。

【武蔵野電波のプロトタイパーズ】第6回「シンプルなのに出音がすごいシンセサイザ - Auduino入門」 - PC Watch

 

AuduinoはTinker.it!というグループが設計したということですが、

グループのウェブサイトを現在閲覧できないため、詳細は不明です。

シンセサイザーとしてはグラニュラーシンセにあたるみたいです。

ラニュラーシンセとは、僕も詳しい原理までは理解していませんが、

非常に短いサンプル(グレイン)を繰り返し再生することで、音を生成する手法と理解しています。

音楽の分野では、グリッチエレクトロニカ系の人たちが好んで使っていました。

 

2.準備

Auduino製作のために下記の物を準備しました。

Arduino UNO  x 1

・可変抵抗 (B特性5kΩ)x 5

 ※実は可変抵抗は抵抗値10kΩが必要ですが、間違えて5kΩを注文してしまいました。

・ブレットボード x 1

・モノラルプラグ x 1

・音出し確認用スピーカー x 1

 ギター用のミニアンプ(Marshall MS-2)が手元にあったため使用しました。

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3.製作

実際に製作していきます。製作にかかった時間は準備や音出し確認なども含めて1時間ぐらいです。

可変抵抗を5つ用意して繋げるだけなので、とても簡単です。

 

まずは、ひとつひとつ可変抵抗にジャンパワイヤをハンダ付けしていきます。

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続いて、ジャンパワイヤをつけた可変抵抗を繋いであげます。

参考記事では、可変抵抗同士を直接繋いでいましたが、

ハンダ付けするのが自分の技術的にちょっと手間。面倒くさい。という合理的な理由から、ブレッドボードを使用しました。

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全部で5つ抵抗を接続します。

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抵抗部分を作り終えたら、あとは配線するだけです。

プログラムは作成されたものを持ってきて、Arduinoに書き込むだけ。なんと簡単!

 

Arduinoの出力側とスピーカーを接続するモノラルプラグは、ハンダ付けしてあげてもいいですが、

これもまた面倒臭いという理由から、ワニ口をかませて接続完了です。

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音出しテストです。


Auduino_test_1

 

ちゃんと音は出てますね。

 

ずっとピーっと鳴るぐらいしかできないので、

今後はエンベロープをつけたり、シーケンサーと組み合わせて、

より曲っぽい演奏ができるように挑戦していきたいと考えています。